地震が起きて、東京駅で足止めをくらったとき、まず仕事の連絡がつかない事が心配でした。
（母とはすぐにメールで連絡できました）
翌日、出勤予定だったのですが栃木がどんな被害状況なのかも分からず（震度が凄いから、被害が凄いとも言えないため）、万が一職場が通常営業になっていたら、仕事に穴をあける事になってしまう。
かといって、携帯の充電も限られているので、そう頻繁には電話できないし、担当者にかけても繋がらない。
充電切れの事を考えて、仕事関係者や家族、友人の連絡先を一気に書き出しておきました。
公衆電話からは固定電話にも通じない。（地元は停電していたようです）
携帯から色んな人に電話をして、この人に繋がらなかったらもうダメだ！というところで繋がり、半ば混乱しながら状況説明。その後、担当者や他の人にも無事に連絡がつきました。

なんやかんやで東京駅で１泊することになってしまい、携帯は時々電源を入れる程度にしておいたので、職場の人には「メールで連絡してください！」と頼み込んでおきました。それに迅速に対応してくれた仕事関係社の方々、また、会社の中で私の代わりに連絡してくださった方々、ありがとうございました。

夜、暖かくてトイレに近い場所を探し、そこで１泊することになりました。
新丸ビルの地下１階。
暖房もちゃんと効いていて、布団無しでも大丈夫。
夜中におにぎりやパン、クッキー、紅茶等を頂きました。
小腹がすいていたところに、本当に助かりました。
ありがとうございました。


翌日も電車が復旧するか微妙な状態。
ずっと座っていても仕方が無いので、とりあえずその辺をうろついていたところ、有楽町のビッグカメラで充電器を発見。
無事携帯を復活させる事が出来ました。

電車の復旧のめどがたたず、今夜もここにとまるか〜…と、コンセントの近くにシートを敷いて座り込んでいたところ、お向かいのお店の方からパンとヨーグルトを頂きました。またしても、ありがとうございました！！

その後、東武戦が復活したとの情報を、携帯で得る事が出来ました。
すぐに動き出しても、途中でまた足止めをくらうんじゃないかと思いましたが、色んな情報を寄せ集め、自宅まで行けなくとも、祖母の家には行けそうだと踏み、東武戦で帰る事にしました。

大手町から電車を乗り継ぎ（千代田線は止まっていた）、激混みだという北千住へ。
どんな状態かと思ったら、ホームを先頭に、奇麗な列が出来ていました。
その後、電車も来て（２０分待ちとか言ってたけど、地方出身者にとっては余裕な待ち時間）各駅停車の電車は限界まで乗り込んでいましたが、急行は割と余裕の有る感じ。
栃木入りする頃には、立っている人もいないような状態でした。


さて、栃木入りすると、東武はお休み。
でしたが、シャッター通りの商店街で営業しているお店は、元気に営業していました。
ビラ配りの人もいたし…栃木強いわ。
よく考えたら、東京の方は電車で通勤している人が多いから、営業しようにも店員さんが来られないんですよね（汗）。

それにしても、今回は足止めを食らった場所が東京駅で良かったです。
後々聞いた話によると、渋谷駅は閉め出されたとか…。
今回は突然の事で自分の事しか考えられなかった自分に反省しつつ、まわりの方の暖かさに感謝感謝でした。

最後になりましたが、連絡をくれた友人たち、ありがとうございました。
１人でいたので、メールや電話を貰えて凄く心強かったです。