無事に宇都宮までの電車に乗る事が出来、帰宅してみると、仏壇の灰が散らばっていました。
その他、自宅の被害といえば、食器棚にあったコップ等が割れた程度で、部屋も細かい物がバラバラになっているくらい。
書きかけの絵に絵の具がべったり付いてたけど、これも修復可能な範囲。

一夜明け、とりあえず買い出しの為に外に行きましたが、お店の看板は落ちてるし、天井は落ちてるし、一般家庭のブロック塀は崩れているしで、東京よりも凄い事になっていました。
テイクアウト系の飲食店はほぼ閉店していたものの、イートイン系のお店は普通に営業していた様子。パン屋も営業しているみたいです。
コンビニは目についたところはほぼ閉店。コンビニが閉店してるのとか初めて見たけど、シャッターは閉まらないのね。あれ、何のために付いてんのかな…。
友人に聞いた話によると、直売所は昨日から普通に営業していたらしいです。こういう時に地産池消は強いね。

さて、お店はヨークベニマルに行きましたが、レジは長蛇の列。
食料品は、パンは１つも無かった物の（ベーカリーも休み）、その他は普通に買える感じ。水やカップ麺は品薄でしたが、水はコントレックスが余ってたなぁ。
まぁ、水は自宅でくんでおけるのでスルー。
物の値段は普通でしたが、お正月の買い出しみたいな感じでした。

ちなみに、昨日の東京はパンやお弁当、コンタクトの保存液が欠品していました（歯ブラシは一度欠品したものの、再入荷したらしい。おにぎりやお弁当も少量入荷有り）。

そして、一番凄かったのはガソリンスタンド。
母の話に寄ると、近所のお店は制限無く入れられたみたいだけど、買い物帰りに見たところ、ガソリンスタンドを先頭に、道が渋滞していました。
既に完売で閉店しているスタンドも多数。
でも、少しずつ道路も規制緩和しているみたいなので、間もなくスタンドが復活するんじゃないかなと思います。
工場が動かない事にはどうにもならないだろうけど、色々な消耗品や食料は、まぁ…多少は大丈夫かなと予想。


職場の担当さんからのメールに、「余震が続いているのでお気をつけ下さい」、と何度も書かれていましたが、東京にいた私は、「余震て言っても体感するかしないかの感じだから大丈夫」とタカをくくっていました。
が、いざ栃木に戻ると震度２〜３の地震が数分置きにあって、地震が来るたびにビクビクしていました。
普段ならこのくらいの震度、何ともないのにね。
東京は休日だった事もあり、凄く和やかな雰囲気だっただけに、ここにきて地震の恐さを実感しました。

今は放射線が心配です。
ガソリンも無駄遣いできないし、食料も買い込んだので、しばらくは引きこもっていた方が良さそうですな。


ちなみに、家族、友人知人、みんな無事なようです。
仙台にいる弟が心配ですが、台風の中での登山経験もあるし、１人ではないようなので大丈夫かな。
私も高校時代の無謀な遠征経験が役に立ちましたw
母も職場〜自宅を行き来できる事が早々に分かったし、父も職業柄、災害時の訓練は充分にしているはずなので、大丈夫だろうと思えました。
たくましい家族だわ。

しばらくはテレビにかじりついてぼーっとしていましたが、いつまでもこんな事やってちゃダメだと、部屋を片付けました。
足の筋と頭が少し痛いけど、これも徐々に緩和してくるでしょう。

被害に遭われた各地も、これ以上の被害が無い事を祈ります。